【マッチレビュー】岡山1-2讃岐,瀬戸大橋ダービーは讃岐に軍配!
試合終盤,エキサイトした選手達の競り合いを見て思う
こうしてダービーは面白くなる!
いやあ,面白い試合でした。瀬戸大橋ダービー。
観客動員は一万人には満たない,あいにくの曇天でしたが,
讃岐サポーターも大勢詰めかけていて,非常にいい雰囲気の中でダービーなりました。
余りにも並び過ぎてファジフーズ買えなかったんですけどね…
まずはベンチ入り選手から。
岡山スタメン:
中林
近藤,岩政,篠原
田所,渡邊,矢島,加地
関戸,久保,片山
岡山控え:
松原,竹田,島田,三村,岡本,押谷,黄
讃岐スタメン:
清水,
沼田,エブソン,藤井,高橋
仲間,岡村,山本,高木
大沢,我那覇
讃岐控え:
瀬口,小澤,藤田,永田,森川,木島徹,木島良
両チーム注目の沼田はサイドバックから,そして押谷は控えスタート。
代わりに途中出場の多い黄ではなく,ベンチ入りも少ない関戸を抜擢した長澤監督,
この選択は吉と出るか。
前半から積極的に仕掛けるのは讃岐,ダービーで毎回勝ちに行く姿勢が良いですね。
立ち上がりから我那覇のミドルシュートなどでゴールを脅かします。
高木,仲間,大沢と結構入れ替わりながらいい攻撃。
反対に岡山,ボールが前線に入らない。これ押谷入れておけば収められたんじゃ…?
明らかに関戸起用が失敗に思えてきた前半15分,
岡山とは対照的に我那覇にボールが収まる讃岐は我那覇が起点となりカウンター,
裏へ抜けた仲間がタメを作って,高木の上がりを待って素晴らしいクロス。
篠原クリアできず,中林の飛び出しも実らず。後は高木か決めるだけ。
昨年のCスタと同じく,讃岐が先制します。
しかし岡山もすぐさま同点に。
前半18分,片山のロングスローから岩政,近藤が前で潰れてスルーの形に,
落下点にいた篠原がボレー。流石の清水も反応できず,ゴールに。
片山のロングスローはもう少しデラップみたいになるといいんですけどねえw
贅沢ですかね。ともかく,いい形で追いつきました。
同点とされた後,讃岐は後方でのビルドアップが安定しない。
岡村がCBラインまで戻って捌こうとしてもプレスでボールを失ったり,
岡山にプレッシャーをかけられて危ないシーンが結構ありましたね。
前半終了間際,岡山は何本かチャンスを作るんですが…決めきれず。
清水の好守ですね。そんなに簡単にゴールは割らせないレベルのGKですから。
前半は1-1で折り返し,非常にいいテンションのゲームでした。
後半も立ち上がりからアグレッシブに攻めるのは讃岐。
高木のクロスに仲間が飛び込むも中林流石のファインセーブ。
両チーム,セービングに優れたGKを抱えているのは大きい。
後半15分,岡山・長澤監督が動きます。
関戸→押谷,久保→岡本の前線2枚替え。
関戸に関しては…目立ったシーンは片山のミドルの起点ぐらいですか?
ハッキリ言ってこの起用は大失敗だと思いました。
いきなりの起用で難しい部分はあったと思いますが…。
久保はもう少し見たかったかなと。決定機外した&イエロー1枚があったんでしょうが…
代わりに岡本ですが,怪我明けで久しぶりの起用ですね。
対する讃岐・北野監督も後半10分に岡村→永田,後半20分に我那覇→木島徹。
この起用はバッチリ当たったと思います。特に木島。
この理由はまた後で説明します。
試合に話を戻しますと,
後半17分,岡山コーナーが流れてエブソンがボールを奪うと一気にカウンター。
エブソンがドリブルで2-2の形を作り仲間へパスもボールの精度が悪く,
後方から必死で走った押谷のスライディングで事なきを得ます。
すぐに岡山も決定機,右サイド敵陣深くまでボールを運び,ボールを受けた片山から
岡本がシュートも枠の外。岡本,ボールを引き出す動きは素晴らしいんですが
枠に飛ばさないといけないシーンでした。まあ難しい体勢でしたが。
お互いに前線の交代で流れを変えようとする中で後半24分,
木島が裏に流れてボールを受けるとシュート,これは精度を欠きますが
リフレクションが高木の目の前に,すかさず強烈なミドル。
近藤がシュートブロックに行くもハンド!讃岐がPKをゲット!
これを高木が決めて讃岐が再リードに成功!
中林はヨミはあってたんですが高木のコースが非常に良かった
ここで交代で出てきた木島について。裏を狙う,ボールを引き出す動きを再三見せて,
木島兄弟らしい非常に嫌な動きで,相手の最終ラインとバトルは見応えがありました。
そして強烈なチェイシング。途中交代のFWとしては最高の仕事でした。
結果的にこの交代が勝利を手繰り寄せたといえるんじゃないかなあ。
我那覇の先発起用と共に頼れるベテランFWがリズムを作ったと思います。
1点ビハインドの岡山は田所→黄,片山を左WBにスライドし1点を狙いに行きます。
今日の片山,ドリブルで相手を抜いた後のプレー精度に不満はありますが,
岡山の中では一番良かったと思いますね。後はゴールという結果が出れば…
後半38分,讃岐は大沢→藤田。
藤田は3センターの中盤に入り.守りを固めようという姿勢。
後半40分,岡山は途中出場の3人が決定機を作ります。
押谷から黄へ繋ぎ,絶妙なスルーパスを岡本に送り込んで1対1の形。
しかし岡本はまた決められない…清水の素晴らしいセーブ。
終了間際になると,より激しい競り合い,削り合いは勿論ですが,
エブソンと岩政の間で小競り合いがあって,
そのエブソンは負傷した後あからさまな時間稼ぎをしたり…
ダービーらしいギスギスしたムードがスタジアムを包みます。
こうして因縁が出来て,ダービーは面白くなるんだなあ…と考えながら観てましたね。
まるで他人事ですがw
後半AT5分,岡山はパワープレーに出るも讃岐が凌ぎ切って試合終了のホイッスル。
岡山1-2讃岐,今年の瀬戸大橋ダービーはアウェイ2連勝で幕を閉じるという結果に。
香川出身の高木が2ゴール,文句なしのマンオブザマッチでしょう。
素晴らしい活躍を見せてくれました。
讃岐はこれで自動降格の可能性は消滅,入れ替え戦の可能性もかなり薄くなりました。
(次,横浜FCが大分に勝てば勝ち点1以上で残留決定)
岡山はPO圏内チームが愛媛以外勝ち点を伸ばせず,数字上は可能性がありますが
ほぼ昇格の可能性は無くなったと言っていいでしょう。
次節,長崎,東京Vが勝ち点を積み上げる,千葉が勝利する。
この一つでも起きてしまった場合,昇格は消滅ですね。まあ次千葉vs東京Vですけど。
この試合のポイントはここに集約される気がしますね。
なんでこの試合で押谷外した!?
はい,結果論ですが。コンディション不良だったのかもしれないですけど,
試合終了後から3日経っても特に理由が分からないのでこういう書き方をしますが。
確かに前節西が丘で3回決定機を外しました,それでスコアレスドロー。
それでも,曲がりなりにも今シーズン9ゴール,ダービーでは通算3ゴール。
そんな岡山のエースストライカーをこのゲームでスタメンから外して,
代役は第12節以来出場機会のない関戸…う~ん。
もしここで最近決定機を作り始めたの黄や伊藤の頻繁に出場機会のある選手
矢島をシャドーに上げてボランチに島田や田所を起用とか,
ここ最近でやっと固まったスターター+ベンチ入り選手でやりくりするなら…
理解はできたかもしれないですけどね。
ともかく残り3試合です。一つでも来年のために順位を上げたいでしょうし,
勝った讃岐は入れ替え戦回避のために必死で勝ち点を取りに行くだろうし.
負けた岡山も下を向いてるわけにはいかないでしょう。
来年もこのダービーが非常に面白い試合になることを期待して…!
※追記
讃岐のダービー男・沼田,ユニフォームが破けたのが最大の見せ場だった…w
【プレビュー】瀬戸大橋ダービーを左右する2人のダービー男。
ダービーマッチに,順位など関係ない。
瀬戸大橋ダービーのプレビュー後編。
前編はこちらからどうぞ。
過去3回のダービー振り返り,そして注目選手と予想スタメンの紹介です。
【瀬戸大橋ダービープレイバック】
①2014/07/05 J2 第21節 岡山2-2讃岐
14年から始まったこのダービー。初戦は1万2000人もの観衆を集めた岡山ホーム。
岡山はこの時点で6位とPO圏内,讃岐は21位と苦しんでいる状況。
そりゃ岡山有利ですよね,圧勝かも…そんな予想を立てて観戦したのですが…
結果はご覧のとおり2-2のドロー。
沼田のゴラッソで先制,我那覇の追加点で勝負ありか…と思われましたが,
終了間際に押谷の2得点でドロー。後半ATのPKにはシビれましたね。
この試合が終わった後に,改めて
「ダービーに順位は関係ないんだ!」と感じながら帰路についた覚えがあります。
②2014/08/31 J2 第29節 讃岐2-1岡山
およそ2か月後,舞台を丸亀に移しての第2ラウンド。
岡山は依然PO圏内,讃岐は21位と変わらずという状況で
今度こそ岡山勝つか…と思ったらこれ。
千明のクリアミスから木島のゴールで先制するも,前半ATに押谷の同点弾。
しかし後半,讃岐コーナーからのチャンスに最後は沼田!
結果は2-1,14年のダービーは讃岐が1勝1分と勝ち越しました。
③2015/05/31 明治安田生命J2リーグ第16節 讃岐0-1岡山
2015年の第一ラウンドは丸亀開催。この時点で岡山と讃岐は同勝ち点。
勝てば上に立つという面白い状況で迎えた試合。
讃岐,岡山と共に硬い守備が持ち味のチーム,スコアレスドローかなあ…
と思っていたら意外な形で決着がつきます。
なんと昨シーズン,ダービーで大活躍の讃岐・沼田がオウンゴール!
しかも中々のゴラッソというのが何とも言えない…。
後半岡山・押谷の退場がありましたが岡山は無失点,ダービー初勝利。
瀬戸大橋ダービーはここまで3試合で1勝1分1敗と全くの五分ですね。
その3試合でいずれも輝いている(いい意味でも悪い意味でも)ダービー男を
注目選手として紹介したいと思います。
【注目選手】
今シーズン9ゴール,もうすぐ2ケタの押谷。
そんな彼は瀬戸大橋ダービーで3ゴールと岡山のダービー男。
当日はファジガールズデーと題し女性向けのイベントが開催されるし,
女性人気の高い押谷のゴールを観たいと願っている人も多いのでは。
カマタマーレ讃岐 DF 4 沼田圭悟
サイドバックにサイドハーフと様々なポジションでプレーする沼田。
彼もまた瀬戸大橋ダービーで3ゴール。(うち1ゴールは自陣に蹴りましたが)
ある意味,ここまで全試合でゴール中の讃岐のダービー男。
今度は敵ゴールにゴラッソを決めたい。
【スタメン予想】
岡山側はほとんど固定しているので予想は立てやすいですが
讃岐側はチーム状態が悪いため毎試合スターターが変わり予想しにくいので
あくまでも「こうなるかな?」という感じで見ていただければと。
岡山はU-22代表合宿から戻ってきた矢島をどう使うかですが恐らくスタメンかなと。
基本的にあまり前節から変えておりません。中盤の底が島田か渡邊か。
讃岐は沼田をどこで使うかが分からないです。使うのかもわからない。
永田,仲間,沼田が揃っていればある程度攻撃できるというイメージがありますが。
沼田控えで高木という予想もありましたし,読めません。
試合当日の様子などは写真なども交えながらまた紹介できればと思います。
ブログでなくてもツイッターで上げると思いますので。
それでは良い"フットボールな"週末を。
【プレビュー】月曜ローカルニュースの主役を賭けた瀬戸大橋ダービー!
いつだってダービーは面白い。そこにライバル心が存在すれば。
毎週国内外問わず1試合面白いゲームを紹介しようという趣旨でやってますが
今回は11/1 13:00~ 明治安田生命J2リーグ第39節
ファジアーノ岡山vsカマタマーレ讃岐@シティライトスタジアム
瀬戸大橋ダービー第2ラウンドについてのプレビューです。
長くなってしまったので前後編に分けて紹介。
前編は「瀬戸大橋ダービーの背景」についてです。
昨シーズンから始まったこの対戦は何故ダービーと呼ばれるのか?についてですが,
大きく3つの点があると思います。
まずは
かつて岡山vs鳥取が陰陽ダービーと呼ばれていましたしね。そして2つ目,
・両県の県庁所在地・岡山市と高松市はJR瀬戸大橋線で結ばれていて通勤圏内と言える
まあここまではよくある隣県同士のお話だと思いますが,注目すべきはここです。
・岡山・香川は民放の放送圏を共有している
だから「岡山で香川の企業CMが流れる」またはその逆のパターンは頻繁にあります。
この感覚は大都市圏はともかく,地方都市ではあまりないと思うんですよね。
確か鳥取・島根も乗り入れだったはずですがこの2つしかケースがないはずです。
一応,岡山側に3局(TBS,フジ,テレ東系)と香川側に2局(日テレ,テレ朝系)と
分かれていて,報道やローカル番組の題材は各所在地の話が多くなるんですけど,
基本的には両県の話題が流れます。天気予報も。
スカパー中継も岡山側はRSK(=TBS系),讃岐側はRNC(=日テレ系)が担当してますし,
ローカルでのゲーム放送実績もNHKを含む岡山側のテレビ局は岡山のゲームを。
香川側のテレビ局は讃岐のゲームを担当しております。
ちなみに余談ですが,岡山側のテレビ局であるテレビせとうち(=テレ東系)は,
夏ごろにナイター生中継で放送実績がありますが,今年の実況が西岡明彦氏で
思わぬビックゲストに.スタジアムで出待ちしましたw (解説も名良橋晃氏!)
話を戻しまして。
当然J2の結果もローカルニュースで伝えられる訳ですが,週明けのニュースだと双方の
ハイライトが流れます。つまりこのダービー,言ってしまえば
「月曜6時台のローカルニュースの主役をかけた戦い!」
勝てば良い宣伝,負けたら惨めな姿が両県に流れてしまう。
そんな瀬戸大橋ダービー,近年Jでは乱立気味のダービーマッチの中でも,
かなり面白い部類に入ると思うんですよね。
ちょっと長くなってしまったので後編に続きます…
後半はこれまでの振り返り,スタメン予想・注目選手についてです。
伝説のJリーグクラブ・横浜フリューゲルス
私達は忘れないでしょう。
横浜フリューゲルスという、非常に強いチームがあったことを。
東京国立競技場、空は今でもまだ、横浜フリューゲルスのブルーに染まっています。
山本浩さんの素晴らしい名実況,心に響きますね。
今から17年前のこの日。
1998/10/29 横浜フリューゲルスが横浜マリノスに吸収合併されることが発表。
筆者は鹿児島生まれ。当時九州にはJクラブが存在しなかったこと等から,
毎年鴨池,水前寺,諫早といった九州で結構な数のホームゲームを行っていた訳です。
なんかめっちゃ負けてたけどな!あんまり強くないレッズに0-6とか!
まあ試合数の減少,アビスパ福岡のJ加入,横酷横浜国際総合競技場が完成
こういった事情から九州でのホームゲームは減ったのですが,
鹿児島の鴨池陸上競技場では毎年1試合あったんですよね。
多分,鹿児島ゆかりの選手が多かったことが理由だったのかなあと思いますが
(前園,遠藤,仁田尾など)
そんな環境なので当然,生まれた時から家族ぐるみで応援してました。
伝説のサンフレッチェユニフォーム間違えた事件も僕は現地にいたそうです
(親から聞きましたw)
950401 サンフレッチェ広島 ユニフォーム忘れ事件 - YouTube
そんな中で起こったこの大事件。当時6歳だけど何となく
「チームがなくなっちゃうんだ」
これだけは分かってたと思います。
日本サッカー界の歴史にその名を刻んで無くなっちゃいましたね。
元フリエ戦士をテレビやスタジアムで見かけた時,
あるいは取り壊し前の国立競技場を見た時,
このフリューゲルスのことを思い出すんですけど,
10/29を迎えると特に思い出しますねえ。まず自分が大人になったなあってw
まあ今存在してたら,と思うとね…。
フリ丸くんはいなかったかもしれない,動いてるとび丸くんを見られたかもしれない…
色々とね。横浜FCみたいにJ2で燻ってるかもしれないですけどね。
(ちなみに日本サッカーミュージアムに展示されてたとび丸くん,劣化で限界が来た
らしく,展示されてないんです。去年会いに行ったのに,会えず。物凄く寂しかった…)
そういう未来も見たかったなあ。
話は変わりますが,
僕はフリューゲルスのホームスタジアムを使用している2クラブを応援してます。
一つは,三ツ沢がホームの横浜FC。実質的な後継クラブですね。
そしてもう一つは,鴨池がホームの鹿児島ユナイテッドFC。1stユニフォームは白。
我ながら,この2チームには「フリューゲルスの血が流れている」
って勝手に思ってます。
だってね…横浜FCはフラッグやエンブレムから感じ取れるけども
鹿児島ユナイテッドのチャント集を紙で貰ったとき,引用元に"フリエ"って載ってて
泣きそうになったもんね。嬉しかった。
(勝手に思ってるだけなんであれですけどw)
とにかく,この日ぐらいは思い出に浸ろう…若造だけど。
主に若年層のサポはこんなこと知らないでしょうし,
「F・マリノスのFって何?」って疑問に思った人はぜひ調べてほしいなあとか。
間違ってもフリーザじゃないですよ!復活のFとかなんとかでコラボしてたけど!
こういう悲しい事案を二度とJリーグで起こさないために,
Jリーグに関わる全ての人に知ってもらいたいなあというのが本音です。
とりあえず中古のユニフォーム,譲ってくれる人いないかなあww
J20周年で発売された復刻シャツしか持ってないww
ウェア・タイン・ダービー雑感 ~やっぱりダービー男!?デフォー!~
前回紹介したサンダーランドvsニューカッスル。
意外な展開でした…
早速スタメン,結果と雑感にハイライトを。(別リンクです)
サンダーランドスタメン:
パンティリモン
B.ジョーンズ,カブール,オシェイ,イェドリン
カッターモール,エムビラ,トイヴォネン,レンス,A.ジョンソン
S.フレッチャー
サンダーランド控え:
ゴメス,デフォー,ワトモア
ニューカッスルスタメン:
エリオット
デュメット,エンベンバ,コロッチーニ,ヤンマート
コルバック,ティオテ,シソコ,ヴァイナルドゥム,ペレス
ミトロビッチ
ニューカッスル控え
ウッドマン,ラスセルズ,ハイダラ,アニータ
デ・ヨング,トヴァン,シセ
注目のデフォーはベンチから。
しかしニューカッスル,ティオテにトヴァンにミトロヴィッチ。
PS4でFIFA16やれるならここはアツい…!(なお金がない模様)
ハイライト: Sunderland 3-0 Newcastle United — BallBall
得点者:前半45+3分 アダム・ジョンソン
後半20分 ビリー・ジョーンズ
後半41分 スティーブン・フレッチャー
前半の入りはニューカッスルが優勢。サンダーランドは開始2分で3つぐらいファールで止める。先が思いやられる展開でしたが…
まずコロッチーニのバイシクルはパンティリモンのナイスセーブ。
その後もニューカッスルペースなんですけども,サンダーランドの壁を中々こじ開けられない。そのサンダーランドも上手く攻撃できない…
そんな中でビック・サムは決断を下しました。
トイヴォネンに変えてデフォー。前半36分の交代。
これが吉と出たんだからアラダイスは凄い。
なんとかスコアレスで持ちこたえたサンダーランド。
ヴァイナルダムのFKを防ぎ,クリアボールを拾われても攻撃を防いだ前半AT。
クリアボールを前線に送るとデフォーがそのボールをキープしドリブル。
さあデフォーがボールを持った,何かが起きる…!?
そしてフレッチャーのランとデフォーのドリブルに警戒しすぎたのか,
ニューカッスルはラインコントロールがバラバラに。
コロッチーニとエンベンバの間に大きなスペース。
そこを見逃さないデフォー,素晴らしいスルーパスを出した!
エリア内に走りこんだフレッチャーにたまらずコロッチーニがタックル。
PKゲットはサンダーランド!
そして主審のロベルト・マドラー,コロッチーニにレッドカードを提示。
この判定…厳しいような気もしますが決定機阻止ということですかね。
あまり激しいタックルとは思えないんですけどねえ…
しかし,コロッチーニにレッドが出た瞬間カメラに映っていた少年の顔。
日本サッカーはまだ平和だなあなんて思ってしまう…
(日本であの喜び方を少年がしたらTwitterで"野蛮な危ないクラブ"って拡散されちゃうw)
そのPKをジョンソンがしっかり沈めてサンダーランドが先制。
もうこのレッドが勝敗を分けたと言っても過言ではないでしょう。
ニューカッスルもちょいちょいチャンスは作るんですが…うん。
後半11分,ミトロビッチに決定機もパンティリモンがセーブ。
後半20分,高く蹴り上げたコーナーキックにレンスが上手くボレーで合わせ,
ゴール前にいたジョーンズが軌道を変えてゴール!これで2点差。
最後は終了間際,人数をかけて攻めたニューカッスルがボールロスト,
数的優位のカウンターから最後はフレッシャーでとどめを刺す。
試合終了後,英語実況が最初に放った言葉。
"Allardyce Paradise"
アラダイスの天国と化したスタジアム・オブ・ライト。
サンダーランドは今季初勝利,ダービー6連勝達成。
デフォーが入ったことで結果的に先制点を奪えたわけですが,
ニューカッスルのペースだったことは否めない訳で。
やはりコロッチーニの退場が展開を大きく左右したと言えるでしょう。
試合後,ニューカッスルのマクラーレン監督もこの判定に対して不満を述べており,
サンダーランドのアラダイス監督も「先制点は少し幸運だった」と述べていました。
審判業も難しいよなあ…と。プレミアは微妙な判定が多いイメージですけどね。
今週のJリーグでも等々力,西が丘でそれぞれ首を傾げる判定がありましたし
審判へのカルマが毎週溜まっていきますがそれはこの試合と別ですので割愛。
(でも榎本は許さねえアイツなんで笛吹けるんだ?)
ともかく,アラダイスはサンダーランドのサポーターから絶大な信頼を得ることに
成功したんじゃないかなあと思いますね。
反対にマクラーレン,今年のプレミア,我慢強くないぞ…?と。
ボクシング・デー(12/26)に果たしてベンチにマクラーレンは座っているでしょうか?
こんな感じで,モチベーションが続けば国内外のゲームについて触れたいと思います。
ちなみに…予告的な感じですが次扱うゲームは決めております。
明治安田生命J2リーグ第39節 11/01(日) 13:00 キックオフ
@シティライトスタジアム
4度目の瀬戸大橋ダービーについて触れたいと思います。
ダービー好きかって?これは偶然w
それでは,また。
ウェア・タイン・ダービーがやってくる
今週もサッカーのある週末がやってくる。
日本ではシーズン終盤,優勝を,昇格を,残留を果たすべく,
色々な思いが交錯した中で各地で熱戦が繰り広げられる。
スペインでは乾貴士がプレーするエイバルがカンプノウに乗り込み,
イタリアではドメニコ・ベラルディがミハイロビッチのクビを飛ばすかもしれない。
そしてイングランド。今週末の最注目カードはオールド・トラフォードでの
マンチェスター・ダービーはシティの急成長があり,
更に魅力的なダービーになりましたが…これをチョイスしてもつまらない。
だから敢えて紹介したい!今週一番面白いのは多分このカードだ!やっと本題です。
(まああまのじゃくというか隙間産業ですけどねw)
10/25(日)21:00~ スタジアム・オブ・ライト
イングランド"最凶"とも言われるウェア・タイン・ダービーについて取り上げます。
毎回激しい戦いがピッチ内で繰り広げられ
そしてサポーター同士のピッチ外での争いもあるとか聞きますね。
では,なぜこのダービーが最凶と呼ばれるか…
それはざっくり説明しますと
「サンダーランドという都市が17世紀後半から常にニューカッスル・アポン・タインの後塵を拝してきた」というのが理由だそうで。
現在この2つの都市はタインアンドウェア州に属していますが,
その州都もニューカッスルにあります。
いわば両都市は光と影の関係と言えるでしょう。
日本での知名度は他のローカルダービーと比べると高くはないですが,
"知る人ぞ知る"ダービーと言えそうです。
ちなみに一般的には「タイン・ウェア・ダービー」と称されますが,どうやら
タイン川付近にあるニューカッスルがホームだと順番このままで
ウェア川付近にあるサンダーランドがホームだと順番入れ替えて
ウェア・タイン・ダービー
と呼ぶみたいですね。って昔何かしらで聞きました。
このウェア・タイン・ダービー,単純にアツいから扱ったんじゃないんです。
実は一つ取り上げたい理由があって…それが
(併せて読んで欲しい記事→http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=12011)
今シーズン未だに勝ちのないサンダーランド(0勝3分6敗,唯一の未勝利)は8節時点で
昨シーズン途中就任で見事残留に導いたディック・アドフォカートが辞任。
そして"ビック・サム"ことアラダイスが監督に就任しました。
ビック・サムは手堅くロングボール主体のサッカーを展開することでお馴染みですが
結果を残しても残さなくても,スペクタクルなサッカーを期待する
ファンや首脳陣の不評を買い,その職を追われるということが多い…
去年のウェストハムもそれでしたね。今年はビリッチが上手くやってますけど。
そしてビック・サムって実はニューカッスルでも監督やってたんですよね~。
(1年半でクビになりましたが)
最大のライバルであるニューカッスルの監督経験者を引っ張ってきた訳で
なんとしてでも降格を免れたいサンダーランドの思いが伝わってきます。
ホーム初戦が古巣との対決,これ熱いでしょ!?
マンチェスター・ダービーよりも熱いでしょ!?
いつも以上に非常に激しい一戦になりそうです。
マッチプレビューみたいなのはちょっと作れませんが,
互いの現在の状況と注目選手を載せてこの記事は終わりにしたいと思います。
それではサンダーランドから。
<現在の状況>
9節終了時 0勝3分6敗 勝ち点3 得失点差-11 20位
先述の通り唯一の未勝利。アラダイス初陣となった9節は
ウェストブロムと対戦し0-1で敗戦。
<注目選手>
FW 18 ジャーメイン・デフォー
初のウェア・タイン・ダービーでのゴール,覚えている方もいるでしょうか。
Sunderland vs Newcastle 1-0 Jermain Defoe ...
このスーパーゴールをダービーで決めちゃうんだから凄いですよね。
このゴールがチームを勢い付けたのか,サンダーランドは残留を果たした訳です。
最近の戦績だとサンダーランドが5連勝中です。
次はアウェイのニューカッスル。
<現在の状況>
9節終了時 1勝3分5敗 勝ち点6 得失点差-7 20位
実は前節のノーリッジとのゲームを6-2でようやく今季初勝利。
実はスティーブ・マクラーレン監督の立場も危ういんです…
<注目選手>
FW 5 ジョルニジオ・ワイナルドゥム
そんな彼ですが前節凄いことをやってのけました。
Georginio Wijnaldum scores 4 goals! | Newcastle ...
なんと1試合で4ゴールの大暴れ。遂に爆発!
これを見せられたら期待するしかない…。
(その前の試合でニューカッスル,アグエロに5点獲られたのは内緒で)
こんな感じで長々とウェア・タイン・ダービーについて書いてきましたが。
この試合の放送実は…J SPORTSオンデマンドでのLive配信しかないんですよね…!
契約してるんでちゃんと見ますが。
観れない人はプレミア公式TwitterなりSkyの公式アカでスコアだけでも追ってね!
ラグビーワールドカップ準決勝と言い,スポーツの秋はまだまだ終わりません!
それでは。
ついにPerfumeでくくりトーク
実質一本目のブログで,football~と名乗っておきながら!
このタイトルって!でもしゃあない!
Perfume好きなのでタイムリーな話題からブログ始めたいんですよ。
Fan service sweetもPrima boxも持ってますよ!
(ついでにいうと某ラジオのPerfum掲示板に一番乗りした人間でございます)
さてさて,本題へ。
ついに来ましたね。ついに。
テレビ朝日系列で放送中の人気バラエティ番組・アメトーークで
Perfumeを取り上げる時が。
(ナタリーさんいつもありがとうございます)
待ってた人も多いのではないでしょうか。僕もいつか実現すれば,と思いましたが。
企画名も「祝15周年!! Perfumeスゴイぞ芸人」!
そうよ!Perfumeってスゴイぞ!凄いんだぞ!
プロデューサーも振付師もアートディレクターもライゾマティクスも!
Team Perfume皆凄いんだぞ!
といっても周りの人間は殆ど知ってくれないのが悲しい現実かな…w
しかしタイトルに気合入ってますねえ。有難いことです。
そして出演者の方々はこんな感じだそうで(以下ナタリーより引用)
>「祝15周年!! Perfumeスゴイぞ芸人」は高橋茂雄(サバンナ)の長きに渡るスタッフへの猛プッシュで実現した企画で、番組には高橋のほか、Perfumeのメンバーと公私にわたって付き合いがある近藤春菜(ハリセンボン)、Perfumeがまだ無名の頃からプッシュし続けていた掟ポルシェ(ロマンポルシェ。)、栗原類、大谷ノブ彦(ダイノジ)、ちゅうえい(流れ星)の6人が、「Perfumeの魅力を知りたい」という千原ジュニア(千原兄弟)、バカリズム、IKKOに向けてその魅力を紹介する。
サバンナ高橋,ハリセンボン春菜(=マイケル・ムーア なっぴ)
この2人はPerfume絡みのテレビ企画で大体出てきますねw
もうすぐ飽きちゃいそうですけど今回は許す。
なっぴのPerfumeマネ面白いんで許す。
そして掟さんがトークで滑りそうで怖いけどそれもまた一興,ってことで。
SNSでの反応を見ると「Perfume馬鹿にした笑いがありそう」とか
そういう反応もちらほら見られましたが
まあその気持ちも分からなくはないですけどね。
大丈夫でしょう!だってアメトーークよ?
Perfumeが好きな人もそうでない人も楽しめる1時間であることを願いつつ…
Perfumeの凄さを再確認,そして知ってもらえれば嬉しいですね。
10月29日(木)23:15 ~ 今から待ち遠しいで!