WE ARE Perfumeを観に行きました。
Eテレの番組で,志村けんにSWITCHを押され…ついに観に行きました!
WE ARE Perfume
~WORLD TOUR 3rd DOCUMENT~
いやあ,映画館遠い!イオンシネマでもやってほしかった!w
片道10kmを自転車で行くのは辛いわ!そして2000円はやっぱり高い!w
以下,
映画のネタバレっぽくなるんでまだ見てない人は見ない方が良い!w
【色々感想とか】
映画のあらすじとしては
SXSWの衝撃的なパフォーマンスからスタート,時は戻ってツアー前のリハ。
そして後半は欧米ラウンド,世界進出のきっかけとなった都市・ロサンゼルス。
次は1年ぶりのロンドン,そして最後はニューヨーク。大成功の中打ち上げ。
そしてエンドロールへ。
基本は空港到着後のちょっとした観光,ライブ開始前のリハーサルの様子,
ライブ直前のファンの盛り上がり,Perfumeお馴染みの円陣。
ライブ開始の映像が流れ,そしてライブ後の細かい修正。
それが5都市分続いていくといった流れです。
正直に言っちゃいますと
ファン以外にはあまりオススメできない 作品ですね。
反対にPerfumeファンの満足度は100% に近いんじゃないかな~。
僕も全体的には大満足でした,ファンだし。
アメトーークとか,あるいは音楽番組でPerfumeが気になった人間への導入なら
以前放送されたNHK地上波でのドキュメンタリー4つ(であってる?)を観るとか
ファンメイドの動画を観るとか。 (Youtubeに道夏あれば…それが一番伝わりそう)。
少なくともこの映画の前に,同じスタッフで一通りPerfumeの物語を伝えてきた以上,
NHKのドキュメンタリーで触れたことを再度掘り起こすことはやめて,
必要最低限のナレーションと映像だけで抑えたのかなあと思います。
冒頭のTSSが提供した若いころのレッスン映像,何度見たかw
まあ淡々としている映像作品だったのは否定できないですねえ。
途中,ライブを見に来ていたOK goのコメントがあり,
映像制作中の真鍋さんに,MIKIKO先生のコメントに,
ナレーションの ジョン・ラセター なっぴのツッコミもあり
メンバーのインタビューもありましたが…ねえ。
最初にオースティンのパフォーマンスをドーンと流して,ちょっとこれじゃあ…w
もうちょいライブ映像を流しても良かった気がしますけど
それでも最後,5会場のMY COLORの映像が流れて,フリをマネする会場の人たち,
Perfumeの3人を見てもう泣くしかないじゃないですか。
肌の色も違えば,性別も年齢も異なる観客が,一つの曲で,同じように体を動かし,
一体感が生まれる。日本で同じような光景が,5つの都市にある。凄く感動的で。
最後の打ち上げでアミューズの大里会長が出てきて,5本締めして,
あ~ちゃんが「マディソン・ガーデン・スクエア目指す!」という宣言。
いつだって今がスタートラインを体現した3人。
その流れでエンドロールにSTAR TRAINは反則ですね。僕はもう号泣。
しかし,あ~ちゃん,かしゆか,のっちのバランスの良さって凄い。
加えてスタッフとの信頼関係とかも揺るがないものになってますね。
勿論舞台上での仲の良さはファンの知る所ですが,
舞台裏でも変わらない感じ。心の底から楽しいんだろうなあと。
そしてトラブルが生じても,それを大きな見せ場にはしない。
個人的には凄く良いなあと思いました。
大体のドキュメンタリーって "困難にどう立ち向かうか,どう乗り切るか"
そして大抵の困難なシーンって怒号が鳴り響いたり,怒りや悲しみがあったり。
その方が絵になるけど,この映画ではそうしてないというか。
故障で100%の演出が出来ずに悔しがるMIKIKO先生の涙とかありましたけど,
じゃあ故障について尺とって語るとか,それ以上フォーカスすることは無くて。
淡々とした作品とは言いましたが,この点ではそれがポジティブな方向に働いた感じ。
そして主題歌,最新シングルのSTAR TRAIN。
この映画を見て初めて意味を持つ楽曲じゃないかなと改めて感じました。
これもやっぱりファン向けの楽曲であって,Perfumeの持つバックグラウンドを,
調べて,知って,感じて,好きになって,初めて理解できるのでは。
だからエンドロールで泣くファンが続出するんじゃないかなあ。
まあ全体的には,舞台裏の会議とか,細かいブラッシュアップとか,
ライブじゃ見れない部分を観れたことは非常に面白かったです。
Perfumeファンはこれからもずっとずーっと応援したくなるような,
そんな映画だったんじゃないかなと思いますねえ。
Perfumeの夢物語はまだまだ続きそうです。あ~Perfumeライブに早く行きたい!
とりあえず来年はエディオンスタジアム広島で野外ライブやってほしいなあ…!